みなさん、こんにちは。
あいら(@Safety_aira)です。
今日は危険予測のトレーニング!!!
画像はJAFさんの大昔のJAFMateさんからお借りしています。
- 結論
- 危険予測はもう妄想レベルでよいのでは・・・と思う今日この頃。
見えない時はいる前提。
そして見るってことにも理解が必要かと思います。
書いているのはこんな人
指導歴18年の現役教習指導員です。
危険予測は起きないことの方が大半ではありますが、準備さえしておけば。。。
と悔やまれることも多いのが交通事故です。
危険を予測し起きる前提で準備しておき、起こらなかったら特大ラッキー👍
くらいに思いましょう。
ケース1 譲られたので右折
まずはこちらの写真を見てください。
- あなたは今、右折でファミレスに入ろうとしています
- 対向車はパッシングをしてくれました
- なので右折開始しようと思います
なんて優しいの・・・
右折します!!!
と安易に右折開始すると4回事故になります!!!
人間は自分の都合がいいように解釈しますし、見たいものしか見えません。
事故パターンその1
見え見えのバイクですね~。
夜であれば暗いので、前車のパッシングも見えるかもしれません。
でも昼間だと、バイクからは見えないのではないでしょうか。
不思議と「やった!!!」と思ってしまうと、目の前のバイクさえ見えないことがあるのです。
ライダーさんからしても譲る気はなさそうですよね💦
事故パターンその2
これは左側を抜けてくるバイクですね!!!
対向車が渋滞しているため、左側を抜けてきているライダーさんは見えません。
もちろんいないかもしれませんが、いるかもしれませんよね???
けして、いない前提で行動してはいけないのです。
事故パターンその3
まったく見えていない歩道です。
張り切って右折した際に、歩道に自転車や歩行者がいたら・・・
もう大惨事しかありません。
しかも歩道で歩行者をはねるだななんて・・・なんの言い訳もできませんよね。
だ~か~ら!!!!
歩道や路側帯を横切るときは一時停止なのです!!!!
人がいてもいなくても一時停止です。
【道路交通法第17条の2】通行区分
車両は歩道等に入る直前で一時停止し、歩行者の通行を妨げないようにしなければならない。
でもでも残念なことに、学科教本だとものすごく見通しが良いのですよね。
そのせいで一時停止なければならないということが、伝わりにくいのだと思います。
でも、この写真を見ていただければ、一時停止しないと!!!!
ご理解いただけると思います。
事故パターンその4
確かに心優しい対向車がパッシングをして道を譲ってくれました・・・
これは間違いないでしょう。
でも!!!誰に???
ってことなんですよ。
では拡大してみましょう。
お2人はいったいどこを見ていますか???
完全にファミレスの駐車場ですよね!!!
つまりは道路が渋滞しているので、駐車場から出たい車に対して道を譲っているのです。
けして私たちが譲られたわけではありません。
でも人間は自分が都合の良い判断をしがちなのです。
みなさんも経験則で分かると思いますが。
本体は駐車場だって左側通行ですよね???
それなのに堂々と真ん中ふさぐ車多いですよね。
もしこの駐車場から出ようとしている車がそんな車だったら????
最悪のシナリオは正面衝突なんですよ。
もちろん便乗で右折するのもよいでしょう。
でも、確認をおろそかにしたり、予測を甘くしてはいけないのです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
- 結論
- 危険予測はもう妄想レベルでよいのでは・・・と思う今日この頃。
見えない時はいる前提。
そして見るってことにも理解が必要かと思います。
よく教習で・・・
悲しくなるくらい聞かれるんですよねぇ。
そんなに考えないといけないんですかって。
逆になんで考えなくていいと思うのかよくわかりません😢
ただ操作しているだけなのは運転とは言いません。
それに安全運転をしうようと思ったら、本当に難しい事なのです。
自分の感情とも向き合い、見たこともない赤の他人の事情までも考える。
また誰もがミスを犯すものなので、ほかの人のミスもフォローしないとですし。
そしてこんなこと起きるのでは・・・と予測し続けるのですから。
なので危険予測は限りない想像力で!!!!
今日も安全運転でいきましょ~🌈
あいらでした。