みなさん、こんにちは。
あいら(@Safety_aira)です。
今日の話題は歩行者がいるかいないかあきらかではない横断歩道についてです。
もちろん判断できない状況もたくさんあるかと思いますが、
その中でも私が一番怖いのはコレだなって思うシチュエーションです。
- 結論
- 絶対にいないと断言できるシチュエーションはかなり少ないです。
いるかいないか明らかでない場合、いつでも止まれる速度で進行しなければなりません。
つまり具体的に何㎞/hとは明記されていません。
ということは道幅、時間帯、対向車の有無、見通しの悪さ加減、住宅地かどうか、バス通りか、大型車が通行可能な道路か、通学路かどうか、あとは天候などによるのではないでしょうか。
悪条件が重なれば重なるほど、速度を落とさなければならないと思います。
実はさきにこちらで紹介して足りもします。
でも詳しく書きたかったので!!!
書いているのはこんな人
指導員歴18年の現役教習です。
教習もするけど学科も大好き💖
最近は高齢者講習も多く、横断歩行者妨害については日々語っています。
横断歩道に近づいたときは
1段階7番「歩行者等の保護」
この学科を話すとき。
私は冒頭で必ず話しています。
もしこの歩行者保護ができないのなら車に乗る資格はない。
それくらいの覚悟で学んでくださいね。
ポイントは車は。
当然、自転車も車の仲間なので歩行者保護は必須です。
勝手に歩行者の仲間だと思っている人も多いけど自転車は車両です。
今まで横断歩道で譲られたことなかったとしても
今日からみなさんが止まって流れを作りましょう。
というわけで、ざっくりとした説明はこちら!!!
さすがJAFさん!!!
簡潔でわかりやすいです。
道路交通法第38条第六節の二「横断歩行者等の保護のための通行方法」には
①歩行者等の有無を確認できなければ、横断歩道等の停止位置で止まれるような速度で進行する。
②横断しようとしている、あるいは横断中の歩行者等がいるときは必ず一時停止をする。
③横断歩道等およびその手前30mは追い越しや追い抜きが禁止。
上記 JAF公式サイト
ざっくりこれがルールです。
追い越しとともに追い抜きまで禁止されているのは、横断歩道付近だけですよ。
それくらい特別な場所なのです。
ちなみに
いないことが明らかな場合はそのまま通行することができます。
が、あんまりないんですよねぇ。
というツイートをしたところ
クリックしていただくと、いないことが明らかな場合とわからない場合と両方見れます!!!
これくらいはっきり絶対いないと断言できるのならそのままどうぞ。
でも!!!
歩行者がいるかいないか判断できない場合
これが問題なのです~。
教本とか見ると、井戸端会議中の歩行者とか
看板や街路樹で見えない場合とか。
純粋に見通しの悪い道路とかでしょうか。
ってこいうのじゃないでしょうか。
信号を右左折してみたら、当然対向車は信号待ちしていますね。
右左折した交差点の近くに横断歩道があるとよくこの状態になります。
また鹿児島でこのような事故が起きました。
自宅まで350メートルほどの信号機のない横断歩道を、両親に教わったように手を挙げて渡った。左から乗用車が近づいてきた。それを見た別の車が危険を知らせるクラクションを鳴らしたが、身長120センチ弱の小さな体は乗用車にはね上げられた。
朝日新聞デジダル 2017/2/19
刑事裁判の記録によると、60代の女性が運転する乗用車は時速40キロで走っていた。午後5時20分、対向車線には、離れたところにある信号を待つ車が連なっていた。列にいたトラックの陰から慎之介君が小走りで姿を現した。
朝日新聞デジタル 2017/2/19
この事故では小学1年生の彼は手を挙げて横断を開始。
他の車が危険に気がついてクラクション鳴らしたのに😭
やはり自分のことだと思わなかったんでしょうね。
ちなみに上の写真のような状況だったようです。
身長120cmの男の子が小走りとはいえ走ってきたら。。。
トラックの影でまったく歩行者見えませんね。
となるとここはもう超徐行クラスの警戒が必要なのです。
バス停と横断歩道
うちの自宅付近や教習所近くのバス停に意外と多いこのパターン。
横断歩道や交差点付近の横断歩道でしょうか。
バス停に止まるとおしりが横断歩道に被ったり、逆パターンもありますよね。
でもダイヤマークや対向車エリアまでがっつり横断歩道が引かれているので、正直見たらわかりますよね。
本音を言えばバス停の移動してほしいけど、無理なんでしょう。
となると運転している側が気を付けるしかないと思います。
そしてバスから降りてきた際にも、お互い気を付けないと。
でもこれが幼稚園バスやスイミングクルールのバスだったら???
この手の事故は4月(いままでバスに乗っていなかった人が増える)
6月(梅雨シーズンなので道路の渋滞)
に多いようです。
いつも気を付けるけど、より気を付けたい!!!です。
車のサイズによる見えかた
ちょっと気になったのでチョロQで実験してみました。
さすがにスープラは車高低かった💦
Reebokスカイライン見辛い。
トラックやバスだと見る気がないとみつけられないかも。
横断歩道付近に立っているだけの歩行者なのか横断待ちなのかの判断はできません。
というとこは一時停止して譲りましょう。
横断歩道付近の停止車両のそばを通るとき
そもそも!!!!
横断歩道から5m範囲内は駐停車禁止です。
というわけなので、
考え方としては歩行者保護のために一時停止している車両と思ってほしいのです。
現実には駐停車車両だったといしても、見えないことに変わりはないですよね。
歩行者保護のためにもその横を通って前に出る前に一時停止です。
これはなにげにレア度が高いので、教習では中々遭遇しません。
なのですっかり忘れてしまっている方も多いのではないでしょうか。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
- 結論
- 絶対にいないと断言できるシチュエーションはかなり少ないです。
いるかいないか明らかでない場合、いつでも止まれる速度で進行しなければなりません。
つまり具体的に何㎞/hとは明記されていません。
ということは道幅、時間帯、対向車の有無、見通しの悪さ加減、住宅地かどうか、バス通りか、大型車が通行可能な道路か、通学路かどうか、あとは天候などによるのではないでしょうか。
悪条件が重なれば重なるほど、速度を落とさなければならないと思います。
このブログでもとくに何km/h とは書いていません。
すべては状況によるからです。
でも確実に事故にならない速度と車間距離と見やすい走行位置。
この3つということは事故を防ぐという防衛運転をするということですよ~🤗
横断歩道上で事故が起きた場合、自動車側が一方的に悪いのです。
急に飛び出してきた!!!
全然見えなかった!!!
それを防ぐための車間距離と安全な速度です。
みんなで事故を防いでいきましょうね♥️
あいらでした!!!
本日の担当車両
本日の担当は・・・
スープラ3色
Reebokスカイライン
葛飾バス(かわいいですよね)
本当はスープラだけにしようと思っていたのですが、車高が低かったので。。。
急遽スカイライン登場!!!
そして今回の背景はちょっと自慢させてください!!!
そもそもUFO キャッチャー頑張ったんですよぉぉぉ。
くそお世話になりましたほしくて。
そして親父様は絵もうまいので「背景にバラティエがほしい」と言いました。
言い方が悪かったのだと思います。
仕事から帰ってきてから、これが出てきた時の衝撃・・・
みなさんに伝わるでしょうか。
しかもちびなすまでついてきました。
家にあった素材で作ったので、お金かかったのはプラ板だけ。
何事も言うだけ言ってみるものだなと思いましたまる