みなさん、こんにちは。
あいら(@Safety_aira)です。
みなさんはアケラーってご存じですか???
私は知りませんでした。
もやっっとしたので反論記事です。
書いているのはこんな人
指導歴18年の現役教習指導員です。
車間距離をあけることと歩行者保護と速度維持はより口うるさく教習しています。
事の発端はこちらの記事です。
いや、ありえないでしょ!!!!
車間距離は万能薬です
と思いつつも、確かに車間距離あけてない方も多い印象です。
信号などで停止する際、前のクルマへの過大な車間距離を取る「アケラー」という運転形態も目立つようになってきた。普通、信号停止時の車間距離は2m前後だと言われる。1時間ほど信号で見ていたら、皆さん2m前後。そんななか、クルマ1台分ほどの車間を取るドライバーも確かにいる。直近の1~2年で増えましたね!
上記ベストカーweb記事
いや足りないし!!!
1台分は絶対必要。
本音を言えばもう少し欲しいです。
なぜかって・・・
なぜ停止時にも車間距離は必要なのか
それは前車が何らかの理由で下がってくるかもしれないから。
MT車のちょっぴりバックは2mあれば防げるかもしれませんが、明確に下がる意思があったらどうでしょうか。
教習中こんなことがありました。
彼女は走行中はそうではないものの、なぜか停止すると前車との車間距離が狭いお嬢さんでした。
私がずっと狭いから開けてと言い続けていたら。。。
いや、あけすぎや・・・と思ったけど、まぁ頑張った結果なので。
よく止まれたね!!!
でも少し広いかな。
ちょっと前進し・・・え!?!
なんとトラックが突然の後退!!!
ほらね!!!
こういうことあるから、止まった時の車間距離って必要なのよ。
少し多いかなって思ったけど、むしろ完璧だったね。
おや!?
どんどん下がってくるトラック。
狭い道に左折しようとして、対向車がいたので曲がれずに後退したのは見えていました。
ところがどんどこ下がってくるのです!!!!
ここで私の指導員になってから初のクラクション!!!!
止まらない。。。だと・・・
まだまだ下がってくる。
じゃあもうこっちが下がるか・・・後ろいる・・・いるけど少し下がろう!!!
そうしたら道行くおじさまが
後ろに車いるぞ!!!!とまれ!!!!
と道行くおじさまが叫んでくれました。
やっと止まったトラック・・・
実はこの時、私は事故報告書の文言まで走馬灯のように考えていました・・・
改めて車間距離は万能薬だと思いました。
おわりに
長くなるので1回切ります。
でも明確な意思を持って前車が後退してくる場合なんかは、車1台分なんかじゃ全然足りませんよね。
おそらくバックモニターなかったのかな~。
すっぽり教習車が真後ろにいて見えなかったのかもしれません。
でもクラクションならしたら気づいてよね!!!とは思いました。
後ろの車が車間距離ない方だったので、ほとんど下がれませんでした。
そう思うと2mなんてあいてるうちに入らないですよ・・・
ちなみに私は前の車との間に道路が見えるくらいって教習してます
ひとそれぞれ言い方があって
- バンパー見えるくらい
- 後ろのタイヤが見えるくらい
- 車1台分
くらいが多い印象です。
でもバンパーの位置もタイヤの位置も車種によって全然違います。
なにより前車が大型車だった場合はタイヤの取り付け位置考えたら、かなり接近しますよね。
大は小を兼ねると思うので、広め広めで実践しましょう。
車間距離は万能薬と心得ましょう
あいらでした。