みなさん、こんにちは。
あいら(@Safety_aira)です。
先日、帰宅時にとある二車線道路車を走らせていると…
とある交差点に花束が飾られていました。
その場所は数年前、右直事故があったのです。
その事故は直進車が来ているにも関わらず、強引に右折し衝突。
その衝撃で歩道で信号待ちをしていた、高校二年生に弾みで衝突し死亡した事故でした。
確か関東で珍しく雪の降った日曜日の出来事でした。
事故当時は、たくさんの花束が置かれいましたが、日を追うごとに減っていきました。
ここ数年は親御さんの花束でしょうか。
一塊分置かれていて、そういえばもうそんな時期だな~って思って切なくなりました。
そしてさらに数年が経過すると、命日にも花束がなくなる日が来るのかな。。。と。
花束物語(私の想像です)
私の教習所の近くを走る、国道があります。
そのアンダーパスを降りていく途中に花束が置かれていました。
私の入社前から毎月だいたい5000円くらいの花束です。
そのまま約10年が経過し、気が付けば花束が変わっていました。
3000円くらいの花束が2つになっていたのでした。
そこで私は思ったのです。
この60㎞/hのアンダーパスに花束ってどうやって持ってきているの…と。
いままでずっと教習やってきて、花束供えている人なんてみたことありません。
車に乗ってほいっと投げ置きしてるなら花束は貯まる一方ですよね。
それなのに毎月きちんと置かれている。
ということは夜中に、車通りが少ない時に歩いてる???
というか、あれ2個???
別口???
でもこの場所で死亡事故起きたなんてここ最近なかったのです。
ということは・・・(私の想像です)
もしかしたら…この場所で亡くなったのは、まだ子供さんの小さなご夫婦のお一人なのかも。
私の知る限りざっくり10年経って、お子さんが一緒にお供えに来れるくらい大きくなったから花束の数が増えたのかも。
私が入社前の事故なので、いつ起きた事故なのか単独事故のかもわかりません。
でももし追突事故や進路変更の失敗による衝突事故だった場合。
加害者は罰金を払ったり、交通刑務所に収監されたりしたら禊になるのかもしれません。
でも残されたご家族からしたら、保険金もらって終わりじゃないですよね。
その後の生活に、子供の成長にパパさんやママさんがいない生活になるのです。
被害者のご家族からしたら、刑務所収監されたら満足。。。ということもないと思います。
でもせめて刑務所くらい行ってもらわないと!!!!と思うのだと思います。
ざっくり10年毎月事故現場に供えられたきた花束。
愛されてたんだな~と思う反面、被害者は忘れない
そういうことなんだと思います。
その後
花束が2つになった頃、気が付いたことがもう一つあります。
もしかしてだけど、毎月から隔月になっているような…いないような…
そもそも気が付いたら入れ替わってるので、正確な月命日も知らないので印象なんですけど。
その後ふと気が付くと花束のビニールが排気ガスで汚れていることに気が付きました。
あれ…隔月でもなく季節毎になっているような…
コロナ前くらいでしょうか、更新はなくなりました。
数か月後ボロボロになっていく花束が片付けられました。
再婚なさったのかな~とか、お引越しなさったのかな~とか色々考えましたが。。。
どうか残されたご遺族の方に心安らかになれる日が訪れる事を。。。
おわりに
長々と書きましたが、すべて私の妄想です。
もちろん速度超過の果ての単独事故かもしれません。
でももし私が死亡事故の加害者になったら…きっとその道路は通れなくなると思うんですよね。
そうしたら加害者の人は、何年も何年も供えられた花束見ることもないんだな~って。
もちろん気にせず、その道路を走れる人もいるかもしれません。
その場合は花束とか気にも留めないんだろうなとか。
色々考えてしまいました。
みなさんもお近くの花束に気が付かれたら、被害者の痛み、ご遺族の悲しみに思いをはせ今後一層の安全運転をよろしくお願いします。
私もいっぱいいっぱい気を付けます。
あいらでした。