みなさん、こんにちは。
あいら(@Safety_aira)です。
今日のお話は、先日Twitterで中々見られた話題でしたので、需要あるのかなと思いまして。
140字の限界であまり説明しきれていなかったので。
中々にシュールな体験だったのです。
近所での火事だけどその前に・・・
ある秋の出来事です。
私は愛犬のタップさんと(スタンダードプードル)お散歩中でした。
この道は普段は子供がほぼ通りません。
タップさんは大人しいレディではありますが、なにせ大きいのです。
わんこが怖い子供からしたら恐怖の大魔王だなと思うので、子供がいない場所をお散歩していたのです。
ところが!!!
なぜか小学生の大群が自転車に乗っているのです、
しかもみんな片手にスマホ持って。
当時はまだポケモンGOもなかったので、不思議に思い歩いていると…
丘の上の一軒家が火事でした。
子供たちの大群はなぜかこの火事を察知したのか、わいわい集まって動画撮っていました。
待って!!!
誰か通報。。。したよね???
そのころ私のスマホはiPhoneplusだったので、ポケットに入らず自宅へ置き去りにしていました。
やはりスマホは携帯していない時に限って事件が起きますよね。
とりあえず子供の一人に携帯借りようと近づいていくと、一人号泣状態の子供がしました。
なだめながら電話をかりようとしたら、そのお宅のママさんが飛び出してきました。
通報はしました😢
話を聞いてみると火事の第一発見者は号泣するこの男の子。
ママを呼ぶも見当たらず、友達に助けてもらおうと
火事なう
しちゃったんですって。
助けに来てくれたと思った友達が、いきなり撮影会始めたらそりゃ泣きますよねぇ。
子供から見たら大きなキャンプファイヤーだったのでしょう。
それにしてどんどん火事に近づく子供たち。
いくらんなんでも危ない!!!
私とママとで火事と子供の間に割って入りディフェンス状態!!!
子供達には邪魔!!!
って言われましけど
いや危ないから!!!
と引き離しながらママさんから事情を聞いたのでした。
火事の恐怖を知らないなんて子供はすごすぎますね。。。
そこへ消防車が1台やってきたのでした。
すると子供たちは働く車大好きですよね。
今度は消防車へ突撃!!!!
助けに来たのに近づけない消防車。。。
大惨事でした。
道が狭くて消防車が通れない件
ふと消防車の後ろを見ると真っ青な顔の女性ドライバーさんが。。。
通れなくなってしまったわね・・・
でも消防士さんはこれから消火活動があるし、うん仕方がない。
こうなったら私が誘導して下がってもらうしか!!!!
とよく見ると車が3台。
迂回しようにも次の交差点まで約70mほどでしょうか。
緩いカーブなっています。
とりあえず3台のドライバーさんには
この先火事で通れません。
次の交差点までバックお願いします。
。。。そんな泣きそうな顔しないで😢
じゃあ私が誘導しますので!!!
ちなみに道幅は軽自動車ならギリギリすれ違えるかな???くらい。
普通車だったら広い場所で待つ感じの道路なのです。
夕方ということもあり、全員女性でした。
オーライ!オーライ!
ってやるのに照れがなくなったのはこの経験のおかげです。
ゆっくりでいいですよ~。
あ、ハンドル逆です!!!
あ~半分戻しましょうか!!!
70mチャレンジ3台下がっている間に、応援の消防車が到着し駆け抜けていきました。
が、問題はここから。
もし私がいなくなったら。。。
また立ち往生からのバックがあるのでは???
ということで、落ち着くまではその交差点で立ってました。
数台の車に通せんぼして、やり過ごしていたら。。。
なんと消防署の広報の車がアナウンスしながらやってきました。
近くで火事がありました。
お子さんはご自宅にいてください。
お子さんの所在を確認してください。
知らなかった!!!
そんなアナウンスするんだ~と驚きつつも、もしかしたら現場から子供をなんとかしてって本部に連絡言ったのかしら。。。と思いつつ眺めていたら。
1人降りてきて代わってくれました。
私の事も連絡してくれていたようで
ご協力ありがとうございました!!!
そしてお別れしました。
日が暮れて暗くなるし、寒かったけど任務完了!!!なテンションで帰りました。
おわりに
中々ないですよね~。
まさか火事の前で子供たちとの攻防戦!!!
必死だと熱いとかも感じないものでした。
髪焦げたりはしませんでしたが、なんとなく焦げ臭い自分が次の日も。
たまたまこの時は連休だったので、焦げ臭いのはなくなりましたけど。
服とかは煤汚れが少々。
あの丘の上の一軒家は、燃えたのが母屋でしたが離れがあったのでいきなり困るということはなかったようですし、延焼もありませんでした。
でも子供や、通行の支障になってしまった車が原因で消防車の到着が遅れてしまったらどうだったのでしょうか。
たまたま離れのあるお宅でしたが、あいら宅が燃えたら家族そろって焼け出されますね。
わんにゃんとトカゲとスッポンとめだかたちはどうなっていたのでしょうか。
あとフィギュア。。。
緊急車両は1分1秒を争います。
自動車だけでなく自転車歩行者の立場であっても、ぜひお譲りくださいね。
未知の狭さはどうにもならないかもしれませんが。
その時はさくっと下がる決断を!!!
そして緊急車両が狭い道路に入ったらついて行かないなどの自衛も大切なんだなと思いました。
今にして思えば怖がってるママさんに代わって私がバックした方が早かったのかもしれません。
でもあの時は全然ひらめかなかったです。
落ち着いて対処しているつもりでしたが、動揺してたんですねぇ。
日頃のイメトレというか、きちんと対策考えておかないととっさには動けないということがわかりましたね。
あいらでした。